FXのメリット

作成 by マエストロ - -

今、様々な分野で規制緩和が進み、おカネの世界も決して例外ではありません。

ここ数年、個人による資産運用が大きな広がりを見せるなか、新しい資産運用として注目されているのが、外国為替証拠金取引です。た

インターバンク取引では、取引の最小単位が100万通貨単位、ドルであれば100万ドルです。

1ドル=100円とすると、100万ドルを貰うには1億円が必要となり、個人が取引をするには、ほとんど不可能です。

規制緩和で、これを個人が取引しやすいように、外国為替証拠金取引でも取引単位を小口化しました。

ドルの場合、1万ドルから取引を扱うところが多く、最近では1000ドルまで小口化しているところもあります。

さて、FXは証拠金を納めレバレッジという方法で、少ない金額で大きな取引ができることが特長です。

例えば、10万円を証拠金として為替事業者に預けると、それを担保に約10倍(1万ドル)の取引が可能になります。

1ドル=100円のとき、外貨預金で1万ドルを購入するには、100万円が必要です。

れに対し、証拠金取引で1万ドル購入するには10万円の証拠金で済みます。

また、1年後、1ドル=102円になったので、1万ドルを売却するとします。

この場合、外貨預金、証拠金取引のいずれでも2万円の利益を出すことに成功します。

ですが、利回りで比べると、外貨預金は年利で約1.7%。一方、証拠金取引では10倍のレバレッジを効かせると年利20%となり、この差が証拠金取引の資金効率のよさと言えるのです。

さらに、証拠金取引では、2つの方法で利益を追求できます。

1つは為替レートの変動を活用し、「安く買って高く売る(あるいは高く売って安く買う)」ことで為替差益を得ます。

もう1つは、通貨間の金利差(スワップポイント)を得ることで、安い金利の通貨を売って高い金利の通貨を買うと金利調整分を受け取ることができます。

また、パソコンや携帯電話を使って、24時間リアルタイムで外貨を売買できることも大きなメリットです。

世界の動きに合わせて取引レートもリアルタイムで更新されるため、一瞬のチャンスも逃さずに取引することができるのもチェックしておきたいメリットと言えるでしょう。